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●火打ち梁とは

火打ち梁とは

火打ち梁とは、木造で床組みや小屋組みで、地震や台風時に発生する水平力による変形を、防止するために設ける斜材で、1階の床に設けるものを火打土台、2階などの床や小屋組に設けるものを火打ち梁と言います。最近では鋼製でできた既製品の火打金物を使うことも多くなってきました。また、床組みを剛床とする場合は火打材を省くことができます。

火打ち梁

火打ち梁で囲まれた面積は、16u以内となるように釣り合い良く配置する事が望ましく、また、フラット35 旧住宅金融公庫(品確法性能表示の評価基準)にて火打ち材に囲まれた面積(平均負担面積)、及びその部分の主たる横架材の寸法により、水平力に抵抗する床の強さ(床倍率)が定められています。当然、火打ち材に囲まれた面積が少ない程、床の強さは強くなります。


尚、火打ち梁の付近で梁材の継手を設けることは好ましくない施工です。





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