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●根太工法による剛床仕様の対応

根太工法による剛床仕様

根太工法でも、根太のサイズを大きくして、床下地合板を規定に準じて設けると剛床仕様となり、火打ち梁を外す事が可能となります。
根太のサイズは一般的な根太工法では、概ね幅45mm、高さ(成)45mmですが、根太工法で剛床仕様とする場合は、45mm×105mm以上とし、下記に示す梁と根太の高さ関係による取り決めに従い施工する事が求められます。

根太と梁が同じ高さの場合。

  1. 根太の間隔は@500mm以内とする。
  2. 根太は床梁に大入れ落とし込みの上、N 75釘2本斜め打ちとするか、または、根太受け金物を使い床梁に留め付ける。
  3. 床下地合板は、構造用合板1類とし厚さは12mm以上とする。
  4. 床下地合板の張り方は、床下地合板の長手方向を根太と直行させ、かつ、千鳥張りとして床梁に20mm以上乗せて釘打ちとする。床下地合板は、根太の等の受け材上で突き付け継ぎとする。
  5. 床下地合板の釘打ちは、床下地合板をN 50釘を用い釘打ち間隔150mm以下で、根太・床梁・受け材に平打ちし留め付ける。
根太工法(剛床)梁同一高さ

根太と梁の上端天が違う場合。

  1. 根太の間隔は@340mm以内とする。
  2. 床梁に直行するする根太は、渡りあごかけとし、N 75釘2本斜め打ちとする。また 根太に直行する外周部の梁には、根太と同寸以上の受け材を設ける。際根太及び受け材は、床梁にN 90釘で間隔250mm以内に千鳥に平打ちとする。
  3. 床下地合板は、構造用合板1類とし厚さは12mm以上とする。
  4. 床下地合板の張り方は、床下地合板の長手方向を根太と直行させ、かつ、千鳥張りとして釘打ちとする。床下地合板は、根太の受け材上で突き付け継ぎとする。
  5. 床下地合板の釘打ちは、床下地合板をN 50釘を用い釘打ち間隔150mm以下で、根太・受け材に平打ちし留め付ける。
根太工法(剛床)上端天違い





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