第三者監理・第三者検査/欠陥住宅・手抜き工事検査

●第三者監理とは

第三者監理

一般的な監理は、設計者が引き続き工事監理を行いますが、住宅メーカーや工務店、建築条件付き宅地などの設計・施工にて建物を依頼する場合には、本来の工事監理の機能が働きません。

近年、欠陥住宅や手抜き工事が問題となり、設計者や建築会社と利害関係のない専門知識を持った第三者を活用して、工事の各過程をチェックするシステムが採用されるようになりました。
このシステムを第三者監理と言い、官公庁では設計事務所と施工業者の癒着の防止や各分野の仕事の徹底を図る為に、第三者工事監理を依頼するようになってきています。

マイホームづくりにおいても、特に設計を含めて工事を施工業者に依頼する場合には、第三者の専門家に工事監理を依頼した方が、事前に手抜き工事を防ぎ、欠陥住宅防止などの業者への抑止力となり、質の高い住宅を手に入れることにつながります。

住宅サポート建築研究所の第三者監理の対応
当事務所の第三者監理には、工事監理者の名義を当事務所名義にて対応し、工事全般の監理を行う全般監理と、工事監理者の名義は使わず、建物の重要なポイントのみを、建築主の立場でチェックする重点監理との2つの工事監理対応を御用意しております。

●第三者監理の有効活用

第三者監理 第三者監理

住宅メーカーや工務店に依頼する場合で、第三者監理を採用する場合には、建物の重要なポイントの基礎工事や建物の骨組みをチェックする重点監理をお勧め致します。

工事全般の監理は、設計事務所に設計を依頼する場合に適し、設計・施工で工務店等に依頼する場合には、実施設計図面も多く揃っていないため、工事全般の監理には不向きです。

また、工事全般の監理では工事費の約3%(50万〜70万)の監理費が掛かりますが、重点監理では回数にもよりますが概ね15万〜20万程度の費用で、事前に業者の施工確認・チェック技術指導を行い、しいては手抜き工事の発見など、欠陥住宅の抑止力が働き、良質で安心した住宅が手に入ります。


<当事務所における第三者監理の対応比較>
工事監理の種別重点監理全般監理
項目工事監理者の名義業者名当事務所名
監理内容重要なポイントの監理工事全般の監理
監理費用15万〜20万程度工事請負金額の約3%

●第三者監理のチェック内容

重点第三者監理(木造住宅)のチェックする項目は下記内容となります。

1,実施図面のチェック

2,壁量計算と接合金物のチェック・・・・・・・・・チェック内容は耐震性能チェック報告書をご覧下さい。

3,事前施工確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・確認内容は事前確認事項をご覧下さい。

4,工事施工検査

  1. 基礎配筋検査 .........チェック内容は第三者監理報告書(基礎配筋検査)をご覧下さい。
  2. 構造・金物検査.........チェック内容は第三者監理報告書(構造・金物検査)をご覧下さい。
  3. 下地検査   .........チェック内容は第三者監理報告書(下地・断熱材検査)をご覧下さい。
  4. 最終建物引渡し検査

第三者監理(重点監理)の詳細・申し込みは下記へ

第三者監理個別

第三者監理ユニット



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