建築主のための住まいづくりチェックシート

施工チェックシート

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● 縄張り立会い

敷地に建物の位置を落とし込み、建物の配置やレベルを最終現地にて決定する重要な建築主の確認立会いです。

チェック項目チェック内容判定・備考
縄張


立会い
敷地境界線は明確になっていますか?境界ポイント杭は入っていますか?□有る(OK)
□無い(NO)
隣地境界線の隣家の立会いは済んでいますか?□済み(OK)
□未処理(NG)
現場にて建物の配置確認は行われましたか?敷地に建物の位置が落としこまれ、建物の配置確認をされましたか?□済み(OK)
□未対応(NG)
□第3者監理
建物の配置は設計通りで問題はないですか?
 ※隣家の建物位置関係(窓・換気扇等)・設備関係の設置スペース等建物と敷地境界線の空き寸法等
□なし(OK)
□あり(NG)
□配置変更要
□建物設計変更要
□第3者監理
設計地盤面の高さは確認されましたか?高さの基準となるベンチマーク(BM)はどれか確認されましたか?□確認済み(OK)
□未確認(NG)
□第3者監理
設計図に示されている設計地盤面(設計GL)を現地で確認されましたか?□確認済み(OK)
□未確認(NG)
□第3者監理
設GLの確認で、隣家の敷地高さ 及び道路との高さ関係で問題は有りませんか?
 ※隣地との高低差の処理対応(土止め)・道路との高低差
□問題なし(OK)
□土留め処置要
□アプローチ階段に支障
□車の出入り勾配に支障
□第3者監理

● 基礎工事(配筋検査)

建築主には解かり難く、施工者も安易に対応すれば欠陥住宅に結びつく、建物の重要な基礎部分の施工チェックポイントです。

チェック項目チェック内容判定・備考
基礎工事地盤の強さはしっかりしていますか?地盤調査は行われましたか?□済み(OK)
□未処理(NG)
□第3者監理チェック
地盤の強さに応じた基礎形状になっていますか?□なっている(OK)
□地盤補強対応(OK)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
地業は正しく施工されていますか??基礎の掘削は機械掘り後、手掘りで平滑に整えられていますか?□施工良(OK)
□不良施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
掘削深さは設計図通りになっていますか?□設計通り(OK)
□設計外(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
割栗石は隙間無く小端立てに敷き詰められていますか?□施工良(OK)
□不良施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
目潰し砂利施工後、ランマーにて付き固めが行われていますか?□対応(OK)
□未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
割栗石・捨てコンクリートは設計通りの厚みで施工されていますか?□施工良(OK)
□不良施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
プレカット図面のチェックは済んでいますか?土台の継ぎ手位置は耐力壁を避けていますか?□避けている(OK)
□重なっている(NO)
□未チェック(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
耐力壁の位置・座付きホールダウン金物の位置・埋め込みホールダウン金物の位置をアンカーボルト施工前にチェックできていますか?□チェック対応済み(OK)
□未チェック(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
基礎鉄筋の配筋は設計図通り正しく施工されていますか?基礎底版の配筋の種別・本数・ピッチ・重ね長さ定着長さは正しく施工されていますか?種別□OK □NG
本数□OK □NG
   □対象外
ピッチ□OK □NG
   □対象外
重ね長さ□OK □NG
   □対象外
定着長さ□OK □NG
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
基礎立ち上がり部の配筋は設計図通り正しく施工されていますか?種別□OK □NG
本数□OK □NG
   □対象外
ピッチ□OK □MG
   □対象外
重ね長さ□OK □NG
   □対象外
定着長さ□OK □NG
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
鉄筋のかぶりは正しく施工されていますか?
  底版下部60mm以上
  土に接する部分40mm以上
  その他の部分30mm以上
底版下部□OK □NG
基礎側面(土に接する部分)□OK □NG
基礎側面(その他の部分)□OK □NG
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
鉄筋の開口補強は正しく施工されていますか?床下換気口の開口補強は施工されていますか?□施工良(OK) 
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□対象外(基礎パッキン工法)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
人通口の開口補強は施工されていますか?□施工良(OK) 
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG) 
□第3者監理チェック
設備配管によるスリーブ間隔は、平均スリーブ径の3倍以上離れていますか?□離れている(OK) 
□離れていない(NG)
□分散対応(OK)
□写真
□解からない(NG) 
□第3者監理チェック
設備配管による開口補強は施工されていますか?□施工良(OK) 
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□不要100φ以下(OK)
□写真
□解からない(NG) 
□第3者監理チェック
アンカーボルトは正しく施工されていますか?耐力壁の両サイドにアンカーボルトは施工されていますか?□施工良(OK) 
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
土台の継ぎ手部、男木に施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
土台の仕口部・端部に施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
座付きホールダウン金物を土台に設けた場合は、その位置から150mm内外に設けられていますか?□施工良(OK) 
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
アンカーボルトの間隔は2.7m以内に施工されていますか?□以内(OK) 
□以上(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
15KN以上のホールダウン金物(柱脚金物)は基礎埋め込み(ホールダウンアンカー)となっていますか?□埋め込み対応(OK)
□未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
埋め込みホールダウンアンカーで面材耐力壁部に取り付く場合は、面材の受け材分逃げて(基礎長手方向)基礎にセットされていますか?□逃げ対応済み(OK)
□逃げ未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
埋め込みホールダウンアンカーで筋違いに取り付く場合は、筋違いの厚み分を逃げて(基礎ヨコ方向)基礎にセットされていますか?□逃げ対応済み(OK)
□逃げ未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
アンカーボルトのサイズは規定通りのサイズで施工されていますか?
 ※アンカーボルトM12・ホールダウンアンカーM16
□規定通り(OK)
□規定外(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
アンカーボルトの基礎コンクリートへの埋め込み長さは規定寸法以上ありますか? ※アンカーボルト240mm以上・ホールダウンアンカー360mm以上□有る(OK)
□無し(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
アンカーボルトに台直しは発生しませんか?□台直し無し(OK)
□有り許容範囲内(NO)
□有り許容範囲外(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
基礎コンクリートの品質に問題はないですか?コンクリートの設計強度・スランプ・温度補正は確認できていますか?□確認済み(OK) 
□未確認(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
コンクリートの圧縮強度試験は行われますか?□行う(OK)
□行わない(NO)
□解からない(NO)
□第3者監理チェック
コンクリートのスランプ試験は行われますか?□行う(OK)
□行わない(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
コンクリートの塩分試験は行われますか?□行う(OK)
□行わない(NO)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
コンクリート打設前に、清掃は行われましたか?□対応(OK)
□未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
コンクリート打ち込みに際して、空隙が生じないようバイブレーター等突き固めは行われましたか?□対応(OK)
□未対応(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
型枠の保存期間は、コンクリートの打設時期の平均温度に応じて十分取られましたか。□取る(OK) 
□取れていない(NG)
□解からない(NG) 
□第3者監理チェック
その他鉄筋に型枠の剥離剤が付着していませんか?□施工良(OK)
□付着(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
アンカーボルトは先行固定対応ですか□先行固定対応(OK)
□田植え形式(NG)
□解からない(NG)
□第#者監理チェック

● 建て方工事(躯体木工事)

工務店のレベルが明確にでる木工事(躯体工事)、契約内容と違う材料や構造金物の忘れ・ボルトの締め忘れ・金物の施工精度が悪いなど、手抜き工事や技術レベルが低い建築会社の場合に問題が多く発生している工事で、業者まかせにするのは危険です。

チェック項目チェック内容判定・備考
木工事



骨組み
プレカット図はチェックされましたか?
※事前対応チェック
木材の仕様は設計通りになっていますか?□設計通り(OK)
□未チェック(NO)
□第3者監理チェック
各構造材のサイズと配置に問題はないですか?□問題なし(OK)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
耐力壁を避けて土台及び梁の継ぎ手位置が設けられていますか?□避けている(OK)
□重なっている(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
設計図通りの材料で施工されていますか?木材の材種・強度(無垢材集成材)・等級・乾燥材の程度等は設計通りの部材で施工されていますか?□設計通り(OK)
□差異あり(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
各構造材に節・割れ・丸み等品質の悪い材料が使われていませんか?□問題なし(OK)
□使用されている(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
各構造材のサイズと配置に問題はないですか?
※規定(設計図若しくはプレカット図)通り施工されていますかチェック
□問題なし(OK)
□規定外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
床合板・面材耐力壁等に使用する合板関係の等級・分類・特定建材の種別は設計通りの部材で施工されていますか?□設計通り(OK)
□差異あり(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
構造金物は設計通りで認定材が使用されていますか?□設計通り(OK)
□設計差異あり(NG)
□認定品(OK)
□認定外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
土台・アンカーボルト・基礎パッキンは正しく施工されていますか?土台は基礎からずれていませんか?□良好(OK) 
□ずれ(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基準通りの位置にアンカーボルトは施工されていますか?□問題なし(OK)
□されていない(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
アンカーボルトは土台・基礎からずれていませんか?
※アンカーボルトと土台端までの寸法・アンカーボルトのかぶり寸法に問題はないですか。
□良好(OK) 
□ずれ許容範囲内(NO)
□ずれ許容範囲外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
アンカーボルトはナットで締め付けネジが3山以上出るように固定されていますか?□良好(OK) 
□不良(NG)
□インサートナット使用
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
ホールダウン金物は正しく施工されていますか?□良好(OK)
□不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基礎パッキンはアンカーボルト位置に設けられていますか?□有り(OK)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基礎パッキンは土台継ぎ手部に設けられていますか??□有り(OK)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基礎パッキンは柱下に設けられていますか?□有り(OK)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基礎パッキンは1m間隔以内に設けられていますか?□有り(OK)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基礎パッキンは固定していますか?□固定(OK)
□不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
耐力壁は設計通りに設けられていますか?耐力壁の位置は設計通りですか?□設計通り(OK)
□設計外(NG)
□未施工(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
耐力壁の仕様(壁倍率)は設計通りですか?□設計通り(OK)
□設計外(NG)
□写真
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
耐力壁の接合は基準通りに正しく施工されていますか?筋違い金物は正しく施工されていますか?
※認定金物で指定された結合具で取り付けられているか。
□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NO)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
面材耐力壁は正しく施工されていますか?
※面材及び受材の留め付け釘等の施工状況。
□釘施工良(OK)
□釘施工不良(NG)
□受材施工良(OK)
□受材不施工良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
室内側PBは正しく施工されていますか?
留め付け釘等の施工状況。
□対象外
□対象(下地検査でチェック)
□解からない(NG)
横架材(土台・梁)の継ぎ手は、耐力壁部に設けられていませんか?
※耐力壁となる位置に、土台や梁の継ぎ手を設けない。
□継ぎ手無し(OK)
□継ぎ手有り(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
柱頭・柱脚の金物は基準通りに正しく施工されていますか?各耐力壁を構成する柱と横架材(土台・梁)の接合は基準通り正しく施工されていますか?
※認定金物で指定された結合具で取り付けられているか。
□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NO)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
柱頭・柱脚金物は同一金物(同一耐力の金物)で施工されていますか?□同一金物(OK)
□違う(NG)
□写真
□第3者監理チェック
耐力壁以外の壁を構成する柱と横架材(土台・梁)の接合は基準通り正しく施工されていますか?□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NO)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
通し柱に取り付く横架材の接合金物は基準通りに正しく施工されていますか?通し柱と土台の接合金物は基準通り正しく施工されていますか?□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NO)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
通し柱と胴差(床梁)の接合金物は基準通り正しく施工されていますか?□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NO)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
通し柱と桁の接合金物は基準通り正しく施工されていますか?□基準通りの金物(OK)
□基準外の金物(NG)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□写真
□第3者監理チェック
床合板は基準通りに正しく施工されていますか?千鳥張りで床合板は施工されていますか?□千鳥張り(OK)
□一般(NO)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
床合板の釘の留め付けは基準通り正しく施工されていますか?□基準通り(OK)
□基準外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
下屋部の水平剛性対応は施工されていますか?□有り(OK)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者チェック
床開口の補強は行われていますか?□開口なし(OK)
□開口有り
  補強施工有り(NO)
□開口有り
  補強施工無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
火打ち土台・火打梁は規定通り正しく施工されていますか?1階の火打ち土台は正しく施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□該当外(OK)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
2階の火打ち梁は正しく施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□該当外(OK)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
小屋の火打ち梁は正しく施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
小屋組みは基準通り正しく施工されていますか?小屋束は短ほぞ差しの上、かすがい両面打ち 又は 平金物釘打ちで接合されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□金物未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
棟木・母屋の継ぎ手は小屋束より持ち出し腰掛蟻若しくは鎌継ぎとしN75釘2本打ちで施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
垂木の継ぎ手は乱配置とし、母屋上端でそぎ継ぎ釘2本打ちで施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
垂木の止め付けは、桁部はハリケンタイ 若しくは ひねり金物でと止め付け母屋にはN75釘で両面を斜め打ちで施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□金物未施工(NG)
□釘未施工
□解からない(NG)
□写真
□第3者チェック
床組みは基準通り正しく施工されていますか?床下の清掃は入念に行われていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
大引の継ぎ手は床束より持ち出し相欠き継ぎの上、N75釘2本打ち 若しくは腰掛け蟻継ぎで施工されていますか??□継ぎ手なし(OK)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者チェック
大引と土台の仕口は、大入れ蟻掛け、腰掛け又は乗せ掛けとし、いずれもN75釘2本斜め打ちにて施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
床束は大引と突き付けとし、N75釘斜め打ちの上、平金物釘打ち 若しくは かすがい打ちで施工されていますか?□鋼製若しくはプラ束
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□金物未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
根太の継ぎ手は、受け材芯で突付け継ぎとし、N90釘平打ちで施工されていますか?□剛床対象外
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
根太の止め突けは、大引に置き渡しとしN75釘2本斜め打ちで施工されていますか?□剛床対象外
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□釘未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
その他注意点?片筋違いは外壁側(外側)に施工されていますか?□外側(OK)
□内側(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
防腐・防蟻処理が設計通り対応されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
化粧材は、養生が行われていますか?
※和室真壁仕様の柱等
□対応済み(OK)
□未対応(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設備配管・配線による構造材の欠損は問題ありませんか?□欠損なし(OK)
□欠損あり
  ・施工良 (OK)
  ・施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック

● 外壁・屋根工事

木造住宅は、できるだけ早く外部の仕上げを行い、木材を雨水から守る必要があります。上棟後直ちに屋根や外壁の防水紙の施工を行いましょう。

チェック項目チェック内容判定・備考
外壁工事



サイディングの場合
外壁通気層は正しく施工されていますか?通気シートは正しく施工されていますか?
※重ねタテ・ヨコ共90mm以上、タッカー釘@300以内に止め付け、たるみ・しわが無いように貼り付けられていますか。
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
サッシなどの開口部には開口部下枠(窓台)に通気シートが捨て貼りされていますか?
※捨て貼り施工後サッシが取り付けられていますか。
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
軒天の下地を施工する前に、軒桁部に通気シートの捨て貼りは行われていますか?
※捨て貼り施工後、軒天の下地が施工されていますか。
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
サッシ・換気扇などの開口部、バルコニー立ち上がり壁の天端及び外壁取合部、設備による外壁貫通部等には防水テープで雨水の浸入を防ぐ処置が正しく行われていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
外壁通気層に空気が流れるように正しく施工されていますか? 外壁通気のながれが阻害されない措置がこうじられていますか?
※窓・造り付け出窓・バルコニー等の対応。
□処置済み(OK)
□未処置(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
水切り措置が正しく施工されていますか? 土台・下屋との取合部には水切りがもうけられていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
サッシの上端には水抜き措置がこうじられていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
屋根工事



セメント系仕上げ材の場合
屋根防水紙の施工は正しくおこなわれていますか?上棟後、直ちに屋根合板を張り付けアスファルトルーフィング等の防水紙の施工が行われていますか?
※迅速な降雨対策措置がおこなわれているか。
□施工済み(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
屋根防水紙は設計通りの材料で施工されていますか?□設計通り(OK)
□設計外(NO)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
軒先に平行に敷き込み、流れ方向は100mm以上、左右は200mm以上重ねて施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者チェック(OK)
下屋部にて外壁との取合いは、屋根防水紙を規定以上に立ち上げられていますか?
※屋根防水紙の立ち上げ寸法は250mm以上 かつ 雨押さえ上端より50mm以上確保できていますか。
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック

● 下地工事

雨漏りの原因となるバルコニーや下屋と外壁の取合等に、防水紙を正しく納めるための下地材や外壁貫通部の開口に、雨水の浸入を防ぐための防湿通気シートや防水テープの施工精度を上げるための下地合板を施工することは重要です。

チェック項目チェック内容判定・備考
下地工事防水関係の下地は正しく施工されていますか?バルコニーの防水立ち上げ部の下地は、250mm以上で施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□立ち上げ不足(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
下屋と壁の取合い部には、250mm以上の防水紙を受けるための下地が施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者ka監理チェック
外壁の換気扇等の開口部に下地合板が施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
壁下地のプラスターボードを壁量計算に算入する場合は正しく施工されていますか?梁までPBが貼られていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
3尺×6尺板のジョイント部に補強受け材が施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
PBの受け材は施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
PBの止め突けは、GNF32又はGNC32の釘で施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
下地補強は正しく施工されていますか? 設計通りの手摺設置用下地は施工されていますか?
階段手摺用・玄関手摺用・トイレ手摺用・洗面脱衣手摺用・廊下手摺用等
□施工(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設計通りのカーテンブラインド用下地は施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設計通りのエアコン取り付け下地は施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設計通りのトイレ・洗面脱衣等のアクセサリー商品の取り付け下地は施工されていますか?
タオルリング・ペーパーホルダー等
□施工(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設計通りの壁下地補強は施工されていますか?□施工(OK)
□未施工(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
基準通りの下地合板で施工されていますか?
 ※床合板・CF下レベル調整合板・
  耐力壁合板・壁下地合板・
  小屋裏使用合板・屋根野地合板等
合板の特定建材の種別は基準通りですか?□基準通り(OK)
□基準外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
合板の耐久性の種別は基準通りですか?合板等級(1級・2級)?□基準通り(OK)
□基準外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
合板の等級は基準通りですか?□基準通り(OK)
□基準外(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
その他注意点?フローリング仕上や化粧材は、養生が行われていますか?□対応済み(OK)
□未対応(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
照明器具の位置は問題ないですか?□良(OK)
□不良(NG)
□立会い未処理(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
スイッチやコンセントの位置は問題ないですか?□良(OK)
□不良(NG)
□立会い未処理(NG)
□解からない(NG)
□第3者監理チェック
設備配管の固定状況に問題はないですか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設備配管の防音施工はされていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
プラスターボードはビス止めされていますか?□ビス止め(OK)
□釘(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック

● 防水工事

バルコニーは雨漏りが起こりやすい箇所です、入念な施工が必要です。

チェック項目チェック内容判定・備考
防水工事防水工事は正しく施工されていますか?バルコニーは1/50以上の床勾配が設けられていますか? □以上(OK) 
□以下(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
防水の立ち上がり寸法は、開口部の下端で120mm以上、その他の部分で250mm以上確保されていますか?□以上(OK)
□以下(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック

● 断熱工事

周囲に隙間を空けないように、また 壁内の湿気が外部に放出できるように施工する事が大事です。

チェック項目チェック内容判定・備考
断熱工事断熱材は正しく施工されていますか?断熱材施工前までに、外壁の防水紙は施工されていますか? □施工済み(OK)
□未施工(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
設計通りの仕様・厚みの断熱材が使用されていますか?

※下屋の天井・PSの最下部・5倍率の面材耐力壁内部等、施工忘れに注意要。
屋根・天井  
  □(OK) □(NO)
外壁     
  □(OK) □(NO)
外気接する床 
  □(OK) □(NO)
その他の床  
  □(OK) □(NO)
外気接する土間
  □(OK) □(NO)
その他の土間 
  □(OK) □(NO)
□解からない(NG)
□写真
周囲の木材と室内側下地材に隙間なく施工されていますか?
※梁下・サッシ下地枠と柱の隙間・換気扇など設備による外壁貫通部など。
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
グラスウール・ロックウール等の繊維系断熱材(防湿抵抗の小さい断熱材)を使用している場合は、防湿材を設けるか、若しくは防湿層付きとして、防湿層が室内面側下地材に隙間なく施工されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
断熱材の防湿層は、電気配線や設備配管などで破れていませんか、破れた場合は防湿テープやアルミテープ等にて補修措置がこうじられていますか?□施工良(OK)
□破れ補修(OK)
□破れ状態(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
ボード状断熱材を充填する場合で、隙間が生じた場合は現場発泡断熱材等で補修されていますか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
床下の断熱材は、隙間やたるみが発生しないように受け材が設けられていますか?□有り(OK)
□施工不良(NG)
□無し(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
軒先部の天井断熱材で、外壁通気の流れが阻害される状態になっていませんか?□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
天井裏に断熱材を敷き込む場合の埋め込み照明は、断熱材で覆うことの出来る断熱施工用のS形照明器具が使用されていますか?□S形(OK)
□未対応(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック
ユニットバス廻りの断熱材の措置は適切に施工されていますか?
※内部扱い(基礎断熱)それとも外部扱い(間仕切り壁・天井に断熱)に注意要
断熱扱い
□内部 □外部(NG)
□解からない(NG)
□施工良(OK)
□施工不良(NG)
□対象外
□解からない(NG)
□写真
□第3者監理チェック

  1. 工事の一般施工基準は、建築基準法・設計図・契約内容事項・金融支援機構(旧住宅金融公庫)共通仕様書・性能保証住宅設計施工基準等を基本とし特殊な場合は特記による。
  2. 各工事の進捗状況に応じてチェックを行う。
  3. 構造関係及び下地は工事の進捗により隠蔽されるので、デジタルカメラで施工状況の記録を残す。
  4. 施工後のチェックで手直しが発生する場合は、建物の性能低下・時間及びコストのロスで依頼者(建築主)及び請負者(工務店等)のお互いにメリットはありません。事前に注意するポイントや図面等に記載のない不明確な施工内容・精度・納まりを確認し合い、手抜き工事や欠陥住宅にならないように事前に対策を打ちましょう。(事前確認対応
  5. 施工事前確認や施工チェックは専門的な知識が必要です。木造住宅の経験豊富な専門家に重点監理(第三者監理)を依頼するのも欠陥住宅を招かない手段です。




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