単層フローリングとは、構成層が1つのフローリングで、一般的には無垢材でつくられたものを言います。
厚みは、一般的に15mm若しくは21mm厚が多用され、材種も、ナラ・チーク・カリン(花梨)・カバ(樺)・桜・レッドパイン・杉・桧など、種類も多く、最近では多く採用されるようになりました。
しかし、無垢フローリングは、乾燥されていますが天然材であるため、乾燥収縮により反りやむくりなどの暴れが激しく、各部材間及び巾木などの取合部で隙間が生じるので、無垢フローリングの良し悪しを十分理解した上で、採用することをお勧めいたします。
尚、住宅メーカーでは、お客さんからのクレームや後々のメンテナンスの関係で、無垢フローリングは標準仕様に採用しておらず、オプション対応にて、無垢フローリングに追加変更要望を行なっても、断られるケースが殆どです。
また、床暖房を採用する場合は、床暖専用の無垢フローリングを使うようにして下さい。
複合フローリングとは、合板などの基材の表面に薄くスライスした木(化粧単板)を表面に貼り合わせて、つくられたフローリングのことを言い、天然木突き板貼り床材 若しくは単板化粧フローリングとも言われています。
耐摩耗性フロアー 及び 耐傷性フロアーや耐キャスターフロアーとして、基材の合板や表面材を特殊加工したフローリングが多用されています。
また、フローリングは、電気カーペットや温風暖房(温風ヒーター)で暖められるとひび割れ(クラック)が起こりやすく、エアコンによる過乾燥や結露による水漏れなど、クラックの要因は様々です。これらのクラック対応策として、基材の合板の繊維方向と表面材の化粧単板の繊維方向が直交に組合された、クラックレスフローリングもつくられています。
一般的に標準仕様として採用されているフローリングは、この複層(単板化粧)フローリング、厚み12mmが多用されていますが、電気カーペット対応仕様か、耐キャスター、耐すり傷、耐アンモニア対応仕様なのか、依頼先に確認することをお勧めいたします。
また、床暖房を採用する場合は、床暖専用の複層(化粧単板)フローリングを使うようにして下さい。
【特徴】
- 基材の組み合わせや塗装方法で様々な性能を持たせることができる。
- 反りや伸び縮みが少なく施工が容易。
- デザインバリエーションが多い。