マイホームづくり相談・アドバイス

屋根材仕様/ 化粧スレート葺き、金属葺き

屋根材は住まいを守る大切な素材!!
仕上材を選ぶ際には、その耐候性やメンテナンス、構造や建てる地域の気候などを考慮したいものです。また、どんな屋根材を選ぶかで、外観のイメージは大きく違ってきます。
屋根形状や要望する外観デザインに合わせて選ぶようにしましょう。
屋根材には大きく分けて、粘土系セメント系スレート系金属系に分かれます。



化粧スレート葺きの屋根材とは・・・・・・・・・・コロニアル


スレートとは天然鉱物である粘板岩のことを指し、玄昌石(粘板岩)で屋根を葺いている場合を、天然スレート葺きとも言います。
また、セメントと石綿(アスベスト)を高温高圧下で養生・成型した板状の石綿スレートに着色剤で着色したものを「化粧石綿スレート」といいます。
石綿スレートは、色彩が豊富で、種類が多いだけでなく、粘土瓦に比べて非常に軽量かつ安価であることから、最も普及した屋根材料で、(株)クボタのブランド名である「カラーベスト」あるいは商品名の「コロニアル」が石綿スレートの代名詞として広く使用されてきました。

ただし近年、環境問題等への配慮から、石綿を使用しない製品(ゼロアスベスト)が登場し、石綿の代わりに、人工繊維や天然繊維を使用した無石綿の化粧スレートが普及しています。


化粧スレート葺き

【特徴】



金属葺きの屋根材とは


金属葺きには、鋼板銅板アルミニウム板ステンレス板などの種類があります。
葺き方は、長方形の平板を横長に葺く「一文字葺き」と、棟から軒先にかけて棒を並べたように葺く「瓦棒葺き」が代表的です。

金属板は、加工しやすく施工性がよいのですが、錆びやすいという欠点があります。
一般の住宅では、表面に塩ビ塗料などを焼き付けて錆びを防いだ、「カラー鉄板」がよく使われてきましたが、将来、塗り替えが必要で、錆びを防ぐために、銅板やステンレス板、フッ素樹脂塗料を焼きつけたアルミ合金板が使われるようになりましたが、価格はかなり高価です。

また、最近では、外壁材のサイディングと同様に、ガルバニウム鋼板の金属屋根が多く採用されるようになりました。


【特徴】

一文字葺き、瓦棒葺き、金属瓦葺き



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