住まいづくりの知識上手／マイホームづくりの流れ（住宅メーカー・工務店の場合）

マイホームづくりの流れ

●基本の流れ（住宅メーカー・工務店の場合）

・現状の住まいの問題点の整理を行う。
・どの様な家に住みたいか整理してみる。

・インターネットでの情報収集。
・カタログの請求。
・住宅展示場の見学。
・住宅設備・建材メーカーのショールーム見学。

・月付きの返済可能金額の検討。
・自己資金の検討。
・住宅ローン、どれぐら借入が可能なのかチェックしてみる。
・総予算をいくらにするか予算計画を検討する。
・概略の資金計画を作成してみる。

・敷地の法的な条件を調べてみる。
・どれぐらいの規模の建物が建てられるか検討する。
・給排水設備などの関係を調べてみる。

・住宅メーカー、工務店、設計事務所、プロデュース会社などから、依頼先の方向性を出す。

１−構造、工法での絞り込み。
２−設計自由度での絞り込み。
３−価格での絞り込み。
４−施工体制での絞り込み。
５−建物の性能で絞込み。
６−建物イメージでの絞り込み。
７−保証（長期保証と短期保証）とアフターメンテナンスの体制での絞り込み。

・数社に建物の要望と予算を伝えて具体的に検討に入る。

・概略の資金計画に基づき借入先（銀行など）に事前相談を行う。

・プラン、仕様（仕上、建具、住設、設備・構造材）の確定。
・構造設計手法の確定と仕様規定の場合の構造設計の開始。
　　　　　　　　　　　　　（壁量計算と耐力壁のバランス検討）
・建物性能の確定。
・価格、工事範囲、支払い条件、資金計画の確定。
・更地の場合は地盤調査の実施と地盤補強費の確定。

・契約図面（一般図）、契約見積書、契約書、契約約款チェックの上、工事請負契約締結。
・融資の本申込を行う。

・建物の細部の打合せを行い確定させる。

1−プラン・仕様の確定
２−設備位置の確定
３−仕上材の色、柄の確定

・構造計算の開始。
　　　　　　　　　　（仕様規定採用の場合は構造金物の選定）
・詳細設計（意匠・構造）の開始。
・建築確認申請の提出。
・フラット35設計検査の提出。（フラット35使用の場合）

◆

建替えの場合は、仮住まいの段取り。

※フラット35関係については、住宅ローンの基礎知識／フラット35の流れを参照下さい。

・最終の設計図面の確認と承認。
・工事着工までの追加変更契約締結。

・解体工事後、地盤調査の上、地盤補強の判定。（サウンディング調査等）
・軟弱地盤の場合は地盤改良工事を行う。

・地縄立会い。
・地鎮祭。
・基礎工事。
・建て方工事。

・中間検査
・フラット35中間現場検査（フラット35の場合）

・屋根工事。
・サッシ工事。
・外壁工事。
・防水工事。
・断熱工事。
・下地工事。
・室内建具工事。
・飾り金物工事。
・外部足場撤去。
・内装仕上工事。
・設備機器取り付け。

・竣工検査
・フラット35竣工現場検査（フラット35の場合）

・洗い工事。

・設計図や打合せ通り施工されているかチェック。
・建具、設備機器の取り付け精度のチェック。
・仕上材、傷、へこみ、浮きなどの施工レベルのチェック。
・給排水設備工事の通水テスト。
・電気設備工事の通電テスト。

・手直し、残ダメ工事の確認。

・最終の手直し工事の確認。
・設備及び取り付け器具等の取り扱い説明。
・増減精算。
・鍵の受領。
・役所（民間検査機関）検査済証受領。
・確認申請書副本受領。
・竣工図受領。
・施工写真の受領・・・・・・・・隠蔽部等の重要事項
・試験報告書等の受領・・・・コンクリート圧縮試験報告書
　　　　　　　　　　　　　　　　　コンクリート配合報告書等
・保証書の受領
・住宅瑕疵担保履行法による資力確保措置に関する書類の受領。
・取り扱い説明書の受領。
・最終金の支払。

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